藍染との出会い
平成18年度から、藍染を教える先生の補佐役として、農園芸の授業で、藍を種から育てて刈り取ったあと、藍の生葉を使ってTシャツを豆絞りで染めました。平成19年度から、作業学習(染色)の授業を受け持つことになり、事前研究のため、まずは私自身が染色に取り組んできました。平成19年度から本校に赴任されてきた(前任校でいっしょだった)高等部の先生が、福知山藍同好会に入会されていて、前任校から授業で藍染に取り組んでおられていました。その先生に一から教わることができました。本当にわからないことだらけなのに、いろいろと質問に答えていただいたり、手取り足取りで教えていただいてありがたかったです。授業を受け持つのは、2学期の9月から12月の間ですが、4月から農場で藍を育てたり、すくもから藍建てをしました。そして、自分の藍がめを持ち、藍染の試行錯誤が始まりました。夏の暑さの中、刺激臭を我慢して、すくも作りも経験しました。そして、しだいに藍染に魅せられて、心からはまってしまいました。
8月には、高等部の先生に福知山藍同好会の親子藍染め教室に誘っていただき、家族で藍の家に行きました。楽しく親子でハンカチの折り紙絞りやトートバックの板締めしぼりをしました。そして、その場で藍同好会にも入会させていただくことができました。9月には、分銅つなぎ紋縄巻絞りの講習会に参加しました。懇切丁寧に教えていただいて、染めた時には感激しました。11月の発表会には、自分の作品を初めて出展させてもらいました。私の学校で11月23日に文化祭がありました。展示会場には入りきれない生徒の染色の作品も自分の教室の前の廊下に飾りました。2学期の染色の授業で作ってきた作品がずらっとならびました。
藍染と他の手仕事とのコラボレーション(共同作業)を楽しむ!
平成19年度から、福知山藍同好会に入会して、また、自分の学校の生徒と共に藍染をやり出して、2年目です。 私の学校では、藍染は、作業学習の中の、工芸というジャンルの中の染色という位置づけにあります。染色の授業の中では、藍染やその他の草木染をしています。生徒には、他の作業学習(たとえば木工や農園芸や織物)と藍染とのコラボレーション(共同作業)を楽しませたいと考えています。まずは、自分が事前学習として実際に作品を作ってみて、ノウハウをまとめてから、実際に、授業で生徒と取り組むという事になります。どんなコラボレーション(共同作業)を試してきたかというと、以下の通りです。
1 農園芸とのコラボレーション
・藍の種をまき、葉を収穫する。
・すくもを作り、藍建てをして、藍染をする。
・来年度の種を採る。
・・・・ ブ ロ グ の 藍 染 関 連 の 記 事 を 見 る
舞鶴ふるるファームから見た冠島と沓島を染めてみました!
舞鶴ふるるファームから見える冠島と沓島を染めてみたいと思いました。
型紙にデザインした型を彫り、メッシュをアイロンがけして、型紙を作りました。それに防染粉を置いて、染めました。その後で、海原のところだけグラデーションをしました。麻布に染めてみました。自分で作ったくりぬき額に入れてみました。