ランプシェード作品集
平成18年度から始まった藤の蔓の芯材を使ったランプシェード作りは、試行錯誤をしながら、一年目を終えました。一年間で、私が製作したランプシェードです。ご覧ください。
藤蔓の芯材を使う
形状記憶木材として
まっすぐな蔓を水に浸けておきますと、柔らかく曲がるようになります。その時に、自分のしたい形にひもで結ぶなど固定します。乾燥すると、その形に固まります。細い藤の芯材が、きれいなコイルみたいな形に形状記憶できたので、この部分を、ランプシェードの筒の部分に使ってみました。
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藤蔓の皮を使う
みだれ編みというやり方で、適当に上下上下という順序で編んでいきました。切りくずになった和紙を、一度ミキサーで粉々にしておいてから、このみだれ編みで紙すきをして、膜みたいな物が表面にできないかなと考えました。
コップに、紙すき用の水をすくっておいて、骨組みにかけていくというやり方です。もっと、紙すき用の水が、深ければよかったと思いました。
どうしても、かけていくというやり方なので、すいていくよりも水のスピードが速く、膜になりにくかったですが、こんな感じに仕上がりました。なかなか穴が埋まりませでしたがそれはそれで味になるかなと思っています。